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STEP１：SEO対策する上で、まずはお客様がどのような流れで、webサイトから予約が入るのかを把握しましょう！

お客様がWebサイトから予約するまでの流れを把握することは、予約の増加やコンバージョン率（予約完了立）の向上に役立ちます。以下は、典型的な予約までのステップです。

お客様の流れ１：お客様が貴店のWebサイトを見つけてくれる。

・Googleなどの検索エンジンで「小顔　恵比寿」や「肩こり　人気」などのキーワードを検索した際に、貴店のWebサイトが表示される必要があります。いわゆるSEO対策が必要です。

〈参考〉
LMSレンタルサロンの場合は、「レンタルサロン　恵比寿」や「レンタルサロン　新宿」「レンタルサロン　人気」など、数多くのキーワードで1ページに表示されるように対策しております。

お客様の流れ2：お客様が貴店のWebサイトをクリックしてくれる。

STEP1で、お客様が検索したキーワードで、貴店のWEBページが検索結果一覧に表示されても、クリックしてもらえなければ意味がありません。

お客様がクリックしたくなるようなタイトルや詳細になっているか確認しましょう！

〈補足〉
SEO対策が結果に結びつく迄には、大きな努力と時間が必要です。
結果がでるまではコツコツ頑張りながら、下記のような導線でwebサイトへの流入を増やす事も良い策です。
※webサイトの流入数が上がる事や、リンクを設定する事自体にもSEO対策の価値があると思います。

• SNSや広告経由：Instagram、FacebookなどのSNSや、オンライン広告（Google広告、Facebook広告など）からリンクを飛ばして、貴店Webサイトに入ってもらう流れです。
• 口コミサイトやレビューサイト経由：グーグルやヤフー、またエキテン、ホットペッパービューティーなどの口コミサイト経由で見つけて、貴店Webサイトに入ってもらう流れです。

お客様の流れ３： お客様が貴店Webサイト内の情報を確認する。

・お店の特徴を確認：お客様が探しているサロンか否かを判断します。またお客様自身がどこのサロンが自分にとってBestなのかを迷っています。お客様が「ここのサロンに行きたい！！」と思ってもらえるようにアピールしましょう！

・サービス内容の確認：提供している施術内容、メニュー、料金などを詳しくチェックします。

・施術者やオーナー、スタッフ情報の確認：施術を担当するスタッフのプロフィールや経験、その方のInstagramやブログ、口コミをチェックして、人柄や本気度などを評価します。

・店舗の雰囲気の確認：サロンの内装や設備の写真、雰囲気がわかるギャラリーなどを見て、来店前のイメージをつかみます。

・お客様の口コミ・レビューの確認：実際の利用者の声を確認して、サロンの信頼性を評価します。

〈ポイント〉
a、お客様が貴店webページを見ている時に、見たいページへ見たい時に飛べるようにスムーズな導線になっている事が大切です。

b、貴店のメインターゲットがスマホでwebページを見るのか、パソコンなのかなど、実際にターゲットがどの端末で、どの時間に見るか等を想像しながら導線の構築をしましょう！

c、お客様が見たい情報を確認した後に、どのように予約すれば良いのかを明確にわかりやすく表示させる必要があります。
（例）「ご予約はこちら→」など

お客様の流れ４： 予約ページに移動

• 予約ボタンのクリック：各ページやメニューにある「予約する」や「今すぐ予約」などのボタンをクリックし、予約ページに進む。
• カレンダーや時間帯の選択：空いている日時をカレンダー形式で選択できるようにし、ユーザーが希望する日時を選びやすくする。

〈ヒント〉
a、web予約だけではなく、最近はLINEで予約できる導線もおすすめです。

ｂ、お客様が予約する時に、可能な限りストレスをかけない事が大切です。
例えば、フォーム型の場合は、「いつ行こうかな？」や「行きたい日付を入力する」など考える/行動するストレス（パワー）が必要な為、web予約で空いている日を○×で表示し、クリックするだけでの方が良いです。
※こだわるならば、何回クリックしたら予約完了するのか。何回文字入力したら予約完了するのか。の視点はとても大切です。
ですので、フォーム型の場合は、可能な限り項目が少ない方がよいです。

お客様の流れ５： 予約の確定

予約確認メールの送信：お客様が問題なく予約完了した事を確認してもらうとともに、予約した内容を後から確認して頂けるように、予約完了メールをご案内しましょう。

〈ポイント〉
a、メールには、予約内容や、駅からお店までの行き方や道に迷った時や問合せしたい時の連絡先、日時変更やキャンセル方法、予約したwebサイトなど記載されていると良いです。

b、こちらの予約完了メールも営業ツールとして使えるので、InstagramのURLなども入れておくの良い案です。

お客様の流れ6： 来店前のフォローアップ

• リマインダーメールの送信（オプション）：予約日時が近づいた際にリマインダーメールを送ることで、キャンセル防止につながります。

〈その他ポイント〉

A、お客様からの問合せはレスポインスがとても大切です。
※ただし、常識外の時間への問合せは翌営業日に返信しましょう。個人経営の時は、常識外の時間でも返信してしまいがちですが、そうすると「お客様も時間外でも連絡繋がる」と誤解してしまい、逆に返信がないと不満に繋がる可能性もでてきます。Webサイトの使いやすさ：直感的に操作できるデザインや簡単な予約手順を整える。モバイルフレンドリー：スマートフォンからでも簡単に予約できるようにする。迅速な対応：予約確認メールやリマインダーメールを自動化して送信することで、お客様の安心感を高める。

これらの流れを最適化することで、より多くの予約を獲得しやすくなります。

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STEP２：お客様がどのような流れでwebサイトから予約が入るかの導線がイメージできたら、次はSEO対策する上の【自店舗の強み】を整理します。

今思っているSEO対策するキーワード（店舗の強み）について、他社よりも本当に強い特徴を持っているのか。持っていない場合は、長い時間と労力を使ってSEO対策をしても、他社より情報量や情報の質が負けてしまい、集客につながりません。

そこで、次はご自身の強みや世の中の動向を改めて整理しましょう！

SEO対策するキーワードを選定する上で「SWOT分析」が有効です。
SWOT分析は自店舗の強みや弱み、市場から見るビジネスチャンス、脅威を再確認し、適切な戦略を立てることができます。

しかし、本日は難しい事はさておき要点のみを整理していきましょう！

1. Strengths（強み）例

• ・サービスの強み：独自の施術技術や特別なトリートメントメニューがあり、他店との差別化ができている。など
• ・立地の強み：駅近や人通りの多いエリアに位置している。雨に濡れない。明るい治安、雰囲気が良い道のりなど。
• ・実績（信用)の強み：口コミやブログ、お客様とのお写真の多さなど、お客様にご案内できる実績など。
• ・実績（信頼）の強み：累計施術人数や知識量、日々の勉強、努力している姿勢など。
• ・空間の強み：個室やプライベート空間を提供し、リラックスできる環境が整っているか。空気感、香り、清潔感など5感やお客様が玄関から入ってきて、施術完了→退店するまでの導線にアクセントを追加しどのようにこだわっているか。

2. Weaknesses（弱み）例

• ・集客の季節変動：特定のシーズンに需要が集中し、それ以外の期間は集客が難しい。
• ・人材の確保・育成の難しさ：エステティシャンの採用や教育に時間がかかり、人手不足の影響を受けやすい。
• ・高コスト構造：設備や材料のコストが高く、利益率が低下することがある。
• ・ブランド認知度の低さ：競合店と比較して知名度が低い場合、顧客の選択肢として認識されにくい。

3. Opportunities（機会）例

• ・健康・美容ブームの拡大：美容や健康への関心が高まっており、新しい顧客層を取り込むチャンスがある。
• ・オンライン予約システムの活用：ネット予約やSNSでの集客を強化することで、若年層の新規顧客を獲得できる。
• ・訪日外国人観光客の増加：海外からの旅行者が美容サービスを求める傾向があり、インバウンド需要を取り込むチャンスがある。
• ・パートナーシップの拡大：他業種（フィットネスジム、ヨガスタジオなど）との提携により、新たな顧客層を開拓できる。

4. Threats（脅威）例

• ・競合店の増加：同じエリアに新しいエステサロンがオープンすると、顧客の取り合いになる可能性がある。
• ・コロナや円安、物価状況など社会情勢の変動：経済状況の悪化により、消費者の美容サービスへの支出が減少する可能性がある。
• ・規制の変更：美容業界の規制が厳しくなった場合、事業運営に影響が出る可能性がある。
• ・技術の進歩：新しい美容技術や機器が普及することで、従来の施術が時代遅れになるリスクがある。

このSWOT分析を元に、自店舗の戦略を調整することで、強みを活かしつつ弱みを改善し、機会を最大限に活用して脅威に対処することができます。たとえば、強みを強化するためにリピーター向けの特別プログラムを導入したり、弱みを克服するためにオンライン予約やSNS集客の強化を検討したりするなどの具体的なアクションを検討しましょう。

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STEP３：自店舗の強み（勝負するサービス）を整理できたら、次はSEO対策する上のキーワードを選定します。

サロン経営でのSEO対策でのキーワード選定は、ターゲットとするお客様候補が検索するであろうキーワードと、そのキーワードでSEO対策しているライバルの数や規模をみて行うのが基本です。以下のステップを参考に、適切なキーワードを選びましょう。

〈ポイント〉
「お客様候補が検索するであろうキーワード」とは、お客様が普段お話される言葉（しゃべる言葉）を軸に考えましょう！

1. ターゲットユーザーの特定

まず、どのようなユーザーをターゲットにするかを明確にします。年齢、性別、地域、興味関心などを考慮し、サロンに来店する可能性が高い顧客層を設定します。
〈ポイント〉
・対象の顧客層をメモ書きしましょう！
頭では想像ついてもメモに書き出すと、文章が長すぎたり、まとまってなかったり範囲が広すぎたりする事に気づけます。
範囲が広い事は悪い事ではありませんが、SEO対策は、範囲が狭いほど（ターゲットが明確であればあるほど）難易度が下がります。

2. ユーザーの検索意図を理解

ユーザーがどのような情報を求めているかを考えます。以下のような検索意図があります：

・情報収集（例：「セルライト 解消 方法」「小顔マッサージ 効果」）

・比較・検討（例：「エステサロン 東京 おすすめ」「脱毛 サロン 口コミ」）

・行動・予約（例：「渋谷 エステサロン 即日予約」「新宿 フェイシャルエステ」）

3. ロングテールキーワードの活用

一般的な単語だけでなく、具体的なニーズに対応するロングテールキーワードを使用すると、競争が少なく、より高いコンバージョンが期待できます。たとえば、「東京 フェイシャルエステ」よりも「渋谷 毛穴洗浄 フェイシャルエステ」のほうが具体的で、ターゲットに合ったユーザーを引きつけやすくなります。

4. 地域キーワードの追加

エステサロンは地域密着型ビジネスなので、地域名を組み合わせたキーワードが有効です。サロンがある場所や近隣の主要駅、地名をキーワードに含めることで、地域のユーザーにリーチしやすくなります。

5. ツールを使用したキーワード調査

Google キーワードプランナー、Ubersuggest、Ahrefs などのツールを使用して、関連するキーワードの検索ボリュームや競合性を調査します。これにより、効果的なキーワードの候補を絞り込むことができます。

6. 競合のキーワードを参考にする

同業他社のウェブサイトや、競合のエステサロンがどのようなキーワードを使用しているかを調べることで、自分のサロンに適したキーワードを見つけるヒントになります。

7. キーワードのバランスを考慮

主要なキーワード（メインキーワード）と、サブキーワード（関連するロングテールキーワード）のバランスを取ることが重要です。主要キーワードはページのタイトルや見出しに使用し、サブキーワードを本文に自然に含めてSEO効果を高めます。

これらのステップを踏むことで、エステサロンのSEO対策に効果的なキーワードを見つけることができます。

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キーワードが決まりますと、具体的な対策内容に進みましょう！
【その２「対策具体例」】をご確認ください。

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（こちらは、一般コラムとして投稿となり、LMSレンタルサロンとは異なる内容の記載がある場合もあります。また、内容に対し開業成功や売上等の保証はありません。あくまでも個人意見となり、情報を保証するものではありません。）

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